一人暮らしの電気代は5000円!すぐできる節約術とグッズ3選

一人暮らしの電気代は5000円!すぐできる節約術とグッズ3選

一人暮らしの電気代平均額って知ってますか?
「自分は使いすぎなんじゃないか」「もっと電気代を節約したい!」と思ってる人に、一人暮らしの電気代の平均額と具体的な節約術を解説していきます。

今日からすぐに実践できることやしっかり見直しすれば大幅に節約できることもあるので実践してみてください!

面倒な人は先に結論!
  • 一人暮らしの平均電気代は約5,700円
  • 夏と冬はエアコン利用で電気代が高くなる
  • エアコンの使い方で電気代は変わる
  • 電力会社を変えるのは簡単で節約効果あり

一人暮らしの電気代の平均額

一人暮らしの月々の平均額は一般的には約5,700円と言われています。
夏や冬の場合はエアコンなど空調関連を使うので上記費用の約1.5倍〜2倍に増えます。

時期平均額 / 月
1〜3月6,436円
4〜6月5,621円
7〜9月4,821円
10〜12月4,883円
関東地方の電気代の平均額

1〜3月、そして寒さが少し残る4月なども比較的料金が高くなる傾向があります。
もちろんエリアによって電気代の平均額は異なります。

地域ごとの平均電気代

地域ごとの平均電気代は下記の通りです。最も電気の使用量が多い1〜3月の平均額です。

時期平均額 / 月
北海道・東北地方7,288円
関東地方6,436円
北陸・東海地方7,131円
近畿地方6,294円
中国・四国地方6,550円
九州・沖縄地方5,608円
地域ごとの電気代平均額

寒さの厳しい北海道、東北、北陸、東海地方は他の地域と比べても料金が高くなっています。
前述の通り防寒対策としてエアコン利用が影響しています。

北陸地方の電気代が北海道と僅差である理由は、全国的と比較して家が広く照明の数が多いということも起因しています。

一人暮らしの電気代節約術

一人暮らしの人ができる電気代の節約術を解説していきます!
見直しできるポイント所はいくつもあるのでチェックしてみてください。

  • エアコンを効率的に利用する
  • 電気のアンペア数(A)を変える
  • 照明器具をLEDライトに変更する
  • 冷蔵庫の庫内温度を弱にする
  • 待機電力を減らす
  • 支払い方法をクレジットカードにする
  • 電力会社を変更する

エアコンを効率的に利用する

エアコンは電化製品の中で最も電気代を消費します。
そんなエアコンの使い方についてきちんと仕組みを理解することで電気を無駄に消費しなくなります。

抑えておくポイントはこちらです。

  • エアコンは自動運転がおすすめ
  • こまめに付けたり消したりしない
  • 1時間くらいの外出ならつけっぱなし
  • フィルターを掃除する

エアコンは設定温度に到達するまで電気代を多く使用します。
そのため風量1だとしても設定温度になかなか到達しないと電気をひたすら消費します。

そこで自動運転にしておくと風向きや風量を自動で調整して効率的に設定温度にしてくれるので電気代が最もかかりません。

このエアコンの仕組みを理解しておくと、2つめの「こまめに付けたり消したり」するとまた部屋を設定温度に温め直すため電気を多く消費することがわかりますね。

外出する際も1時間くらいで戻ってくるならエアコンはつけっぱなしにしておく方が節電に繋がります!

電気のアンペア数(A)を変える

東京電力などの大手電力会社はA数(アンペア)によって基本料金が変わります。
アンペア数を最適にして基本料を見直しましょう。
「A数」とは同時に使える電力量でA数が少ない方が基本料金が安くなります。

アンペア数基本料 / 月
10A286円
15A429円
20A572円
30A858円
40A1,144円
50A1,430円
60A1,716円
東京電力の基本料金

10A下げると基本料金は約200〜300円下がります。
一人暮らしで契約が多いアンペア数は20〜30Aになります。

30Aだとどれくらい使えるのかは主要な電化製品のA数をご確認ください。

エアコン5.8〜6.6A
電子レンジ15A
テレビ2.1A〜4.9A
冷蔵庫2.5A
ヘアドライヤー14A
家電別電気使用量(アンペア)

20Aだとエアコンを使いながらヘアドライヤーを使うとブレーカーが落ちる可能性がありますね。

A数の変更は無料だけど年間契約になるので注意!

A数は無料で変更できますが1年間変更することができません。
そのため使ってみて「やっぱり足りないな」と思っても変更できません。
夏や冬は電気を多く使うのでそれを見越して多めに設定しましょう。

また、アンペア数を変更する場合は事前に大家さんと話してから切り替えるようにしましょう。
物件によっては禁止されている所もあるので、後々トラブルにならないように事前に相談しておきましょう。

退去時には原状復帰を忘れずに

A数を変更したにも限らず退去時に元に戻し忘れる人が非常に多いんです。
賃貸物件の場合は汚した壁の修復をする義務があり、A数も同様に入居前の状態に戻すことが義務付けられています。

また、先ほどお伝えしたように年間契約になるので、A数を変更したい人は入居したらすぐに変更しましょう。
入居から半年後にA数を変更すると、年間契約になるので2年後に退去する際に変更できない可能性があるからです。

照明器具をLEDライトに変更する

一人暮らしを始める際に、照明器具が最初から付いてる賃貸物件も多くなりました。
照明器具や電球を買う手間と費用が省けて嬉しいのですが、電球や蛍光灯がLEDライトに対応していない場合があります。
LEDライトと従来の白熱電球を比べてみるとその差は歴然です。

項目白熱電球LEDライト
電気使用量54W9W
電気代(1日あたり)11.7円1.9円
電気代(1年あたり)4,257円710円
平均寿命2,000時間40,000時間
白熱電球とLEDの比較

LEDライトの電力使用量は白熱電球と比べて1/5で、さらに寿命は白熱電球の20倍にもなります。
LEDライト自体の価格は以前よりも低価格になったので、最終的なコストパフォーマンスはLEDライトの方がお得になります。

しんち
しんち

我が家でも以前の家でLEDライトを5年前に購入しましたが現在の新居でも使っています!交換の手間も少なくてありがたい!

冷蔵庫の庫内温度を弱にする

冷蔵庫には庫内の温度を調整できるタイプがあります。
その場合は弱に設定することで月々約850円ほどの節約が可能となります。

ただし気になる食材の鮮度ですが…真夏で庫内と室温の差が大きくない限りは食材を痛めたりすることはないと言われています。

待機電力を減らす

コンセントの挿しっぱなしは待機電力として少しずつ電気を消費していきます。
待機電力は電気代の約5%を占めてると言われています。

しんち
しんち

電気代が5,000円だと250円もかかってる。。計算すると意外と大きい!

待機電力を減らすためにはコンセントを抜いたり電源を切る必要があります。
これは冬など乾燥する季節の場合は火事のリスク軽減もできるので実施してみましょう!

いちいち抜くのが面倒な人は電源タップを利用するとパチパチとボタンを押すだけで電源を切ることができます。

エレコム 電源タップ color style 雷ガード 省エネ 個別スイッチ 6個口 1m

スタイリッシュな見た目で部屋に馴染みやすいのが人気の証!コードも1mと長すぎないのでコードがかさばることもありません。電源は6つあるのでテレビ、ゲーム、携帯の充電器などよく使うものを挿しっぱなしにできるのも特徴。

しんち
しんち

我が家では外出時にはテレビ、インターネットのルーター、充電器、加湿器、Amazon Alexaなど全ての電源を抜いています。

あとは使うものだけコンセントを差すようにするのも良いですね!

支払い方法をクレジットカードにする

電気代の支払いをクレジットカード経由にするとポイント還元でお得になります!
銀行の場合は還元がないので、クレジットカードでの支払い方法に切り替えましょう。

特におすすめなのはポイント還元率1.0%で年会費がかからない「Yahoo!カード」がおすすめです。


2021年6月に私の使っている楽天カードは公共料金のポイント還元率が0.2%になってしまったので、ヤフーカードに切り替えました!

しんち
しんち

毎月の電気代が5,000円だとすると「何もしないで」50円分のポイントがもらえるのはありがたいですね!!

電力会社を変更する

大手電力会社ではなく新電力会社ならアンペア数に関係なく基本料無料の電力会社がたくさんあります。
新電力会社でよく聞くのは「楽天でんき」や「あしたでんき」「Looop電気」などではないでしょうか。

新電力会社の特徴は下記の通りです。

  • 大手電力会社と品質は同じ(会社が違うだけ)
  • 基本料金無料が多い
  • 契約は立ち会いなど不要
  • 契約料・違約金・解約金がかからないことが多い
  • ガスとセットで更に節約できる

大手電力会社と電気の品質は全く同じですが、料金プランが違うようなイメージが近いと思います。
電線も現在と変わらないので停電時などの配電も問題ありません。

電力を測る装置(スマートメーター)が既についてる人は工事の立ち会いなども一切ないので乗り換えも楽ちんですね。

それでも「新電力会社はちょっと不安だ」と思う人は、東京電力のサブブランドである「あしたでんき」に乗り換えるのも方法の一つですね!

電気代の節約グッズ

電気の節約方法を紹介しましたが、ここからグッズを使った節約を紹介します。
商品の紹介基準はこちらになります。

  • 商品価格が5,000円以内
  • Amazon評価★4以上

安価で評価の高い電気代節約に繋がる商品を紹介していきます!

  • モバイルソーラーチャージャー
  • 遮光カーテン

モバイルソーラーチャージャー

ソーラーチャージャー 20000mAh 大容量 ADDTOP モバイルバッテリー 4つのソーラーパネル

4つのソーラーパネルで曇りの日でも高速で充電できます。更に使わない時は折り畳めるのでコンパクトで持ち運びも簡単。

モバイルソーラーチャージャーとは、太陽光で電力を溜めてスマートフォンの充電に使える優れ物です。
日中に電力を溜めておいて夜の充電に使っても良いし、外出先のモバイルバッテリーとしても活用できます。

ここで紹介している商品は電気を溜めやすく、スマートフォンへの充電スピードも早いタイプです。

電気の溜まりやすさは「変換効率の高さ」で、充電スピードは「A(アンペア)値の大きさ」で表されています。
どちらも数字が大きいほど効果が高くなります。

またUSBポートが2つあるので、2台同時充電も可能です。

このモバイルチャージャーは太陽光だけでなく、コンセントでの充電も可能なので、利用シーンに応じて使い方を変えると便利ですね。

その他のモバイルソーラーチャージャーはこちらから探せます。

遮光カーテン

LEEPWEI カーテン 遮光カーテン 1級 2枚組 ドレープカーテン 幅100cm×丈178cm

遮光性が非常に高いが手頃な値段でAmazonでも人気の製品。洗濯機で丸洗いできるから手入れも簡単。

窓から入ってくる冷気や熱気が部屋の温度に大きく関係していることをご存知ですか?

遮光カーテンはエアコンを使わずに快適な部屋の温度を保つのに非常に役に立ちます。
遮光カーテンは光を遮るだけでなく、外気の冷気や熱気も防いでくれるので室温を一定に保つことができます。

紹介している商品は丈178cmなので大きい窓向きのカーテンになります。
下記よりご自身の窓の高さに合ったカーテンを探した方が、ピッタリの商品が見つかると思います。

その他の遮光カーテンはこちらから探せます。

管理人からの一言

一人暮らしは固定費をいかに節約するかが大事です!!
固定費は見直すと節約効果が大きい上に一度見直すとしばらく考えなくて良いのでおすすめです。

無駄な費用をカットして自分の好きなことにお金を使えるようにしていきましょう!