固定費の見直しは節約において基本ですが、支払い方法をクレジットカード払いにするだけでお得になることをご存知ですか?
そんな固定費の支払いを必ずクレジットカードに変えた方が良いものを紹介していきます。
この記事の結論!
- 全てクレジットカードにすると年間で約7,600円分も節約できる!
- クレジットカードは還元率1%のカードがおすすめ
目次
固定費をクレジットカードで払うメリット
まず固定費をクレジットカードで払うメリットについて紹介します。
- クレジットカードのポイントが貯められる
- 払い忘れがない
クレジットカードのポイントが貯められる
クレジットカードで支払うことでクレジットカードでのポイントが貯められる点が一番のメリットです!
ポイント還元分だけ節約してるのと同義だからです。
銀行口座引き落としや用紙などで支払うと何もポイントが付きません。
クレジットカードのポイント還元率が1%だとすると、10,000円で100ポイントもらえるのは積み重なると大きな節約になります!
払い忘れがない
クレジットカード払いの場合は自動で請求してくれるため、支払い期限を過ぎることがありません。
ガス料金や携帯電話料金など支払い用紙だと期限を忘れてしまい、滞納してしまったという経験はありませんか?
実は滞納すると色々なことで損することをご存知ですか?
滞納すると「個人信用情報」に履歴が残り、住宅ローンやクレジットカードの審査が通りにくくなります。
携帯電話の端末は最近24回払いなどありますが、これは払い切るまでは「ローン」と同じで、分割して返済してるので払い切るまで所有者は携帯会社になります。
これは住宅ローンの支払いも同様です。
そのため借りてるお金を返済できないと信用の低下に繋がり、審査などに影響が出てくるのです。
逆にクレジットカードでの延滞などが一切ない場合は信用を上げることができるので、固定費関連の支払いはできるだけ滞納しないようにクレジットカード払いにすることをおすすめします。
それぞれの固定費について説明していきますが、ポイント還元率の基準は楽天カードの1%として説明していきます。
楽天カードは年会費が永年無料でありながら、クレジットカードでは高いポイント還元率1%で人気があります。
クレジットカードを変えてポイントを貯めやすくすることも節約の基本です。
電気料金
定常的にかかる電気料金もクレジットカードでの支払いが可能です。
4人家族の平均的な電気代は約10,867円になるので、クレジットカード払いにすると100ポイントが獲得できます。
ただし電気料金は 「口座振替割引」というものがあって、銀行口座から引き落とし設定をすると54円/月の割引を受けられます。
そのため月々の支払いが5,000円以内の場合は口座振替にして、それ以上の場合はクレジットカード払いに変更するとお得になります。
1〜2人暮らしの平均的な電気代が月々5,000円ほどなので、対象となる人は要検討です。
ただし「口座振替割引」は大手電力会社のみが対象となります。
口座振替割引の対象となる電力会社は下記の通りです。
- 東京電力
- 関西電力
- 中部電力
- 中国電力
- 四国電力
- 北陸電力
- 九州電力
楽天でんきやLOOP電気を利用している場合は、クレジットカード一択になります。
クレジットカード払いだけでなく、電気代の節約方法についてはこちらの記事をご覧ください。
ガス料金
ガスもクレジットカード払いができ、ポイントを貯めることができます。
こちらも電気と同様に大手ガス会社の場合は口座振替割引があり、55円/月の割引が適用されます。
電気の割引額とほぼ同額になるので、一つの目安はガス代が5,000円以上かどうかで判断してください。
ただし、都市ガスではなく地方のプロパンガスの場合はクレジットカード払いに対応していない所が多いのでご注意ください。
水道代
水道代も地域によって異なりますが、クレジットカード払いが可能です。
こちらも電気やガスと同様に一部の水道会社の場合は口座振替割引があり、50円/月の割引が適用されます。
目安は電気とかと同様に月々の支払額が5,000円以上かどうかになります。
水道代のクレジットカード払いの対応可否は、都道府県単位ではなく市区町村単位で異なるので自身の地域を調べてみてください。
東京都や横浜市、大阪市、名古屋市など主要都市は対応している所が多いです。
携帯電話料金
携帯電話会社の多くはクレジットカードに対応しています。
大手携帯キャリアだけでなく、格安SIMの提供会社は逆にクレジットカードのみ対応しているところも多いです。
月々の支払いが10,000円の場合は100ポイントを貯めることができます。
家族分も一つのクレジットカードにまとめて支払うこともできるので、全員分を合わせると結構なポイントになるので活用は必須です!!
インターネット・プロバイダ料金
自宅の通信回線のフレッツ光やコラボ光に加えて、プロバイダと呼ばれる接続事業会社の費用も合わせてクレジットカード払いが可能です。
戸建ての場合、プロバイダ料金とインターネット料金を合わせると月々約6,000円なので、月々60ポイントを貯めることができます。
インターネット料金は前払いなどの制度がないため、確実にクレジットカード払いに変えた方が良いです。
NHK受信料
NHK受信料もクレジットカード払いが可能です。
NHK受信料は2ヶ月に1回の支払いですが、6ヶ月または12ヶ月まとめて支払うとお得になります!
更にまとめて支払いは口座振替かクレジットカードを選択できるので、支払いに余裕がある方はまとめてクレジットカード払いにすると年間で約260円ほど安くなります。
その他にも有料放送(WOWOW、CS、スカパー)も合わせてクレジットカードで支払いが可能となります。
国民年金保険料
これは意外と知らない人が多いですが、自営業の人や退職された人が主に加入する国民年金についてもクレジットカード払いが可能です。
私も自営業のためどうにか節約できないかと思い市役所に確認したらクレジットカード払いが可能とのことで、すぐに切り替えの手続きをしました。
国民年金保険は1人16,540円になるので、月々165ポイントを貯めることができます。
家族分も合わせてご自身のクレジットカードに設定できるので、4人家族の場合は165円×4人=620円も節約になります。
手続きは市・区役所ではなく、年金事務所になるのでご注意ください。
また、変更手続きの申請から約2ヶ月後の反映となるので、いつから適用されるのか年金事務所の担当者に事前に確認ください。
保険料
保険料は大手保険会社に加えて県民共済や国民共済もクレジットカードに対応している所が増えています。
子供の学資保険を契約してる場合は、約16〜20年も払い続けるので貯められるポイントの大きさはかなり大きくなります。
私は以前、下記のように保険を契約していました。被保険者は各自ですが、全て契約者は私だったため全てクレジットカード払いにしました。
対象者 | 保険内容 |
---|---|
自分 | 生命保険 |
医療保険 | |
自動車保険 | |
妻 | 生命保険 |
医療保険 | |
がん保険 | |
子供 | 学資保険 |
合計で30,000円ほどだったので月々300ポイントずつ貯められました。
長期契約の固定費こそできるだけクレジットカード払いにすることをおすすめします。
新聞代
新聞を購読している人は、朝日新聞や読売新聞、日本経済新聞などほとんどの新聞会社でクレジットカード払いが可能です。
朝刊だけの場合は約3,300円なので月々33ポイントが貯められます。
毎回、集金で支払う面倒もない上にポイントも貯まるのでこれもクレジットカード払いは必須です。
日頃から集金の人と仲良くて、たまの会話を楽しみたい人は除きます(笑
クレジットカード払いにした年間節約額は?
今まで紹介してきた9つの節約方法ですが、年間にするとどれくらいお得なのでしょうか。
月々の料金が下記の前提条件で計算してみました。
- 電気、ガスは10,000円
- 水道は5,000円
- 携帯電話代は10,000円
- インターネット代は6,000円
- NHK受信料は2,200円
- 国民年金は16,540円
- 新聞代は3,400円
項目 | 年間節約額 |
---|---|
電気代 | 1,200ポイント |
ガス代 | 1,200ポイント |
水道代 | 600ポイント |
携帯電話代 | 1,200ポイント |
インターネット代 | 720ポイント |
NHK受信料 | 264ポイント |
国民年金保険料 | 1,980ポイント |
新聞代 | 408ポイント |
合計 | 7,572ポイント |
最終的な年間節約額は7,572円分になりました!!
国民年金保険料を4人家族で全員分をクレジットカード払いにすると約15,000円分は節約になりますので、改めてご自身の家計簿の見直しも兼ねて支払方法の変更も検討してみてください!
管理人からの一言
我が家では国民年金を家族分払っていたり、保険料の契約を私にして全員分クレジットカード払いにするなどして少しでもポイントが貯まるようにしています。
切り替える作業は最初は面倒ですが、固定費は長期的に費用がかかり続けるものなので早めの見直しがおすすめです!