冬になると暖房を頻繁に使うようになって、請求書が来た時に電気代の高さにビックリした経験はありませんか?
特にエアコンをよく使う夏と冬は電気代が上がるのはわかるけど手軽に節約できる方法があれば知りたい方は必見!
今回は冬の暖房費を節約するためにエアコンとエアコン以外での電気代の節約術を紹介していきます!
ちょっとした知識を持っておくことで電気代の節約に繋がるのでチェックしといてくださいね!
- エアコンは自動運転
- フィルタと室外機の掃除で電気代節約に!
- 電力会社変更は電気代節約に大きな効果あり!
- 遮熱カーテンで外気を入れない
冬の電気代がかかる家電トップ5
まずは冬に電気代がかかる家電トップ5です。
- エアコン
- 照明
- 冷蔵庫
- テレビ
- ホットカーペット
エアコンは他の電気器具を抜いて圧倒的な第1位です!
照明や冷蔵庫で使用する電気量の約5倍近く使うとも言われています。
ただ使う際に多くの人が勘違いしていて余計に電気代がかかっているケースもあるので、節約術と合わせて読んでみてください。
暖房エアコンの電気代節約術
電気代の約30%を占めているエアコンの電気代節約術について解説していきます。
暖房エアコンは自動運転
エアコンで最も早く快適な温度にして節約できるのが「自動」なんです!
多くの人が勘違いしているポイントはここです!
エアコンが最も電気を使うのが「設定温度に到達するまで」です。
すなわち「設定温度20℃」にした場合は、設定温度になるまでの時間がかかるほど電気代は高くなります。
電気代が高くなる要因としてよく勘違いされるのは「風量を強くする」ですが、実際はそうじゃないんですね〜。
自動モードの特徴は設定温度に早く到達させるために最も効率的な風量と風の行き届かせ方を自動で実行してくれます。
エアコンの種類によっては自動モードに加えて「節電モード」もあり、電気代を最小限にしてくれるエアコンもあります。
暖房エアコンはつけっぱなし
エアコンは外と部屋の温度差が10℃以上ある場合は、つけっぱなしにした方が電気代は節約できます。
先ほどエアコンは「設定温度になるまで」が最も電力を使うとお話したように、外気との温度差がある場合はつけっぱなしにした方が電気代が節約できます。
エアコンは一定温度を保つことには、さほど電気代を使いません。
ですが、外と10℃以上差がある場合はエアコンを消すとすぐに部屋の温度が下がってしまいます。
そして再びエアコンを付けると設定温度になるまでエネルギーをフルで使っていき電気を必要以上に使用します。
部屋にいる時はつけっぱなし > 24時間つけっぱなし > 付けたり消したり繰り返す
使い続けると電気代はどんどん高くなると思われがちですが、きちんと理解しておけば節約もできてきますね!
暖房の設定温度は20℃にする
エアコンで暖房を使う際は設定温度を20℃にしましょう。
これは環境庁が推奨している温度であるため、寒さが厳しい冬には寒さを感じと思います。
あくまでも理想の温度であるため、「できる限り20℃に温度を近づける」意識を持って調整しましょう。
ただし設定温度が1℃変わると電気代は5〜10%高くなります。
例えば月々の電気代が5,000円の人なら+250〜500円高くなる計算です。
これが+2℃だと+500円〜1,000円になります。高いですね。。
エアコン掃除は2週間に1回
エアコンのフィルター掃除は2週間に1度やりましょう。
エアコンのフィルターにゴミやホコリが溜まると電気代が10〜30%高くなると言われています。
ホコリが溜まってくるとエアコンの空気吸入がうまくできなくなるのと、ホコリが詰まって十分な風が送れず電気代が高くなります。
フィルター掃除は非常に簡単なので一度やってみてください。
基本的にはフィルターを外したら水洗いか掃除機でホコリを吸って終わりです。
具体的な掃除方法はこちらです。
さらにフィルター掃除のメリットは電気代だけではなく、音が静かになったりカビの繁殖を防いでくれるのでエアコン本体が長持ちします。
エアコンの中には非常に湿気が多く溜まります。湿気が溜まったままにするとどんどんカビが増えてきてカビ臭い匂いや汚れが取れにくくなってきます。
健康面からもフィルター掃除をしておいた方が良いですね!
エアコンの室外機を掃除する
エアコンの室外機も1年に1度でも掃除をするとエアコンの効率が良くなります。
室外機もエアコンと同じようにホコリやゴミが溜まると熱を排出しにくくなり効率が下がります。
また室外機の近くに物を置くと熱の排出を妨げて電気代を多く使用してしまうので、できるだけ近くに物を置かないようにしましょう。
より徹底的にエアコン代を節約したいなら、夏は室外機は日陰に置いて冬は日なたに置くようにしましょう。
夏の冷房で冷たい風を作るので日陰の方が空気が冷えやすく、冬の暖房は日なたの方が空気が温まりやすくなるためです。
いちいち置く場所を変えるのが面倒な人には向いていませんが知識として覚えておくと良いですね!
扇風機やサーキュレーターで循環させる
温かい空気は部屋の上に滞留し、冷たい空気は下に落ちていきます。
そのため暖房で温めた空気は部屋の上にいってしまい、床などは温まりません。
そこでサーキュレーターや扇風機を使って暖かい風を部屋にまんべんなく循環させていくと設定温度に早く到達します。
サーキュレーターを使う際はエアコンの羽は下向きにして、エアコンの下にサーキュレーターを置いてあげます。
そうするとエアコンから排出された温かい風を部屋の隅々に流してくれます。
電力会社を変える
電気代を根本的に見直す場合に最も効果が高いのが「電力会社の変更」です。
賃貸に住んでる人でも電力会社は自由に変更できます。(念のため大家さんには確認しましょう)
電気代は 「基本料」と「使用量」で決まっていて大手電力会社は基本料がかかりますが、最近では電力自由化によって基本料0円やよく使う時間帯によって料金が変わる電力会社が出てきました。
自分の生活様式に合わせて電力会社を選ぶと節約できます。
ちなみに基本料はアンペア数(A)によって違いますが、例えば30Aだと毎月858円かかります。
すなわち電力会社を変えて基本料0円の電力会社に変えると月々858円節約できます。
我が家では楽天でんきに切り替えました。
ポイントが付きやすくなる、基本料0円で条件が良かったためです。
エアコン以外の電気代節約術
エアコン以外にも冬の暖房費を節約する方法はあります。
エアコン以外の暖房器具を使う
電気代や空気の乾燥を気にする人はエアコンではなくヒーターやストーブを使うなどの工夫をしてみましょう。
特にヒーターはエアコンに比べて空気の乾燥が少なかったり電力使用量が少ないものもたくさんあります。
設置する際に工事が必要ないものが多いので、すぐに使用できるという点もメリットに挙げられます。
遮熱カーテンにする
外気の侵入を防いでくれるカーテンで部屋の温度を保てます。
遮熱カーテンというと「夏の暑さ対策」のイメージがありますが寒さ対策にも有効です。
遮熱カーテンは外からの日差しや冷気などが来た際に弾いてくれるので部屋の温度を常に一定に保ってくれます。
ニトリなどでも安く売ってる上にデザインのバリエーションも増えてきているのでおすすめです。
加湿器で湿度を上げる
加湿器などを使って部屋の湿度を上げると体感温度が上がります。
夏の暑い日に雨が降ったりするとベタベタしてより暑く感じますよね。
それと同じように湿度が上がると同じ温度でも体感的には2℃くらい上がると言われています。
厚着する
電気をそもそも使わない方法はやはり「厚着する」という方法になります。
ちなみに私は冬では部屋の中で薄いダウンジャケットを着ています(笑
ただし快適な睡眠や健康面を考慮すると部屋では薄着でいることの方がメリットがあるので最終手段といったところでしょうか。
まとめ
エアコンの使い方だけでもいろいろなことができますね!
我が家で実践して効果が高かったのはやはり「電力会社の見直し」でした。
ぜひ皆さんもまずはできることから実践してみてください!