まとめ買いは食費節約の基本!実践のコツとメリット解説

まとめ買いは食費節約の基本!実践のコツとメリット解説

物価上昇に伴い各家庭の節約意識は強まってきています。固定費の見直しの次に節約効果が高いということで食費の節約が注目されてきています。そんな食費の節約術をいくつも実践している人も多くいるかと思います。

今回は食費節約の中でも基本となる「まとめ買い」について解説します。まとめ買いによるメリットや具体的な実践方法、失敗しやすいポイントを紹介していきます。

この記事で解決できる悩み
  • まとめ買いってどうやるの?
  • まとめ買いするための献立ってどうやって作るの?
  • まとめ買いした食材を日持ちさせる方法は?

食費節約に効果が最も高いのはまとめ買い

食費の節約においてまとめ買いは基本であり最も食費の節約効果が高い方法です。ここでいうまとめ買いの頻度はだいたい週1、2回を指しています。

まとめ買いが食費の節約になる理由は「安い時にまとめて買える」「買い物の頻度が下がりついで買いが減る」からです。

例えばスーパーによっては定期的に割引が大きい日や特売品が出る日があります。その時にまとめて1週間分のお肉などを買うと通常価格よりも安く手に入ります。これが毎日お買い物をしてると通常価格に戻ったお肉とかを買うことになり節約になりません。

もう一つは買い物に行くとついつい「ついで買い」をしてしまいませんか?買い物リストにない商品をついつい買って出費がかさむことはよくあると思います。それが買い物の頻度が増えるとその分だけ出費も増えるためです。

しんち
しんち

買い物中につい目に入るとお菓子とか買っちゃいますよね。。

まとめ買いはお金だけでなく時間や労力も削減できる

まとめ買いは単純にお金の節約だけではなく時間や買い物の労力も減らしてくれます。

買い物って意外と行き帰りの時間がかかったり物を選んだりしてるとあっという間に30分〜1時間はかかりますよね。そんな買い物の回数を減らせれば時間を捻出できて自分の趣味の時間に使ったりもできます。

我が家では月2回、2週間分ずつの食材を買い出ししています。行く時は愛用のオーケーストアまで車で行って大量に買い込みます。2人で手分けして買い物してるため時間は40分ほどで済みます。

それまでは毎週末、買い物に行ってましたが子供が遊べなかったり付き添わせると嫌がったりしてました。その分、自由な時間が減り子供も大人も疲弊してました。

そこでまとめ買いをすることで子供も2週間に1回だし移動時間含めて1時間ほどなので、その後は自由に遊ぶ時間ができ有意義になりました。

まとめ買いの頻度はどれくらい?

実はまとめ買いは周りの人も結構実践している人が多くいます。年齢別の買い物頻度アンケートの結果は下記の通りです。

食品の買い物に関する意識調査

週1回未満の人は全体の約35%、週1〜2回以内の人は約42%です。週0〜2回の人は全体の76%の割合になります。意外とまとめ買いを実践していますね!

年齢が若く場合は単身の人が多くまとめ買いしてる人の比率は下がりますが、年齢の上昇と共にまとめ買い割合は高くなります。

しんち
しんち

高齢の人は買い物にそもそも行くのが疲れたりするから下がるのかも

まずは1週間の献立を作る

基本的に1週間分の食材をまとめて買うことから始めます。そのためにもまずは1週間分の献立から作ります。

献立をどのように作るかやどれくらいの量がいるのかは人数別のまとめ買いリストを見るとどれくらい必要かがわかります。

まとめ買いのコツ5選

まとめ買いをする時に押さえておくべきポイントがあります。このポイントを抑えて買い物することで無駄が少なく食費節約を実現できます。そんなコツを5つ紹介します。

  • 冷蔵庫にある食材を確認する
  • 使い回しやすい食材を選ぶ
  • スーパーのチラシをチェックする
  • 1週間で食べ切れる量を買う
  • 大きいスーパー1軒で済ませる
  • 「あったら良いもの」は買わない

冷蔵庫にある食材を確認する

買い物に行く前にまずは冷蔵庫や冷凍庫の中身をチェックします。中身をチェックすることで何を買うべきか決められることと食材がどれくらい入るかが把握できるのと不足分だけ購入することができます。

冷蔵庫をチェックしていないと同じものを新しく買って食材を余らせることになります。

使い回しやすい食材を選ぶ

野菜やお肉は他の料理にも使いやすいものを選ぶと手を抜きたい時にも便利です。

基本的には献立にそって必要な食材を買いますが、野菜であれば例えばキャベツなどであれば鍋料理だけでなくサラダや炒め料理などメニューが変わっても代用することができます。

仕事が忙しく料理ができない時はそのままサラダなんかにできると料理の手間も減るけど、ご飯の品数を減らさずかつ食材をきちんと使えます。

スーパーのチラシをチェックする

まとめ買いをするなら安い時に行くことが前提となるのでスーパーのチラシをチェックしましょう。最近では「Shufoo」を使えば近くのスーパーのチラシなどもスマホで簡単にチェックできるので便利です。

我が家がよく利用するオーケーストアは「Everyday Low Price」をテーマにしてるので、セールなどはあまりやっていませんがその分いつも安い価格で提供してるので利用しています。

オーケーストアの食費節約におすすめな商品についても解説してるので気になる方はぜひ!

1週間で食べ切れる量を買う

食材を買う時は1週間で食べ切れる量を意識して買い物しましょう。この目安がないと「多いに越したことない」と多めに買いすぎてしまい食費が逆に高くなる場合があります。

また、冷蔵庫の空きを考えると1週間以上になると大きめの冷蔵庫でないと入り切らなくなることがあるので要注意です。

最初は1週間からやってみて慣れてきたら少しずつ1.5週間→2週間など期間を伸ばしてみましょう。

大きいスーパー1軒で済ませる

まとめ買いする時は基本的には買う場所は1箇所の方が望ましいです。

「お肉はA店で野菜はB店で嗜好品はC店が安い!」とはしごすると、労力がすごくかかることと買い物の回数としては3回になりそれぞれで「ついで買い」をするリスクがあるためです。

そのためにも少し離れていても1回のお買い物で済むスーパーを選ぶようにしましょう。

「あったら良いもの」は買わない

買い物中に目につき「あったら使いそうだな」という物は買わないようにしましょう。買い物はいつでも「必要なものを必要な分だけ」を意識してみてください。

例えば調味料でも「今度ピザを食べるからタバスコを買った方が良さそう」と思い買ったものの、ピザ以外の利用用途がないのとピザをそこまでの頻度で食べないため使いきれず捨てることになったりします。

もしも買うのであれば献立や食材を見ながら「使い切れそうか」を意識してみましょう。

まとめ買いの失敗するポイント

逆にまとめ買いがうまくできない人に共通する失敗しやすい点も解説しておきます。

必要以上に買ってしまう

一番多いのはやはり「必要以上に物を買ってしまう」ことです。これによって起きることは下記の通りです。

  • 食べきれずに腐らせてしまう
  • 冷蔵庫に入り切らずハイペースで消費してしまう

「多いに越したことはない」と必要以上に買ってしまうと保存場所が足りなかったり、保存期間が持たなくて急いで食べないといけなかったりとメリットはありません。

あくまでも必要な分を意識して、まずは「一週間分」を想定してお買い物をしましょう。

しんち
しんち

我が家は前に1ヶ月分の買い出しをしましたが、冷凍庫に入りきれず急ピッチで消費するはめに。。

たくさん使ってしまう

買い物したばかりだと食材が豊富で必要以上に消費してしまうケースがあります。

まとめ買いをしたばかりの時は食材が多かったり献立を変えたり増やしたりすることができます。食材が多いため「今日はサイドメニューを多めにしよう」など消費スピードが上がりやすくなります。

1週間の献立に沿って買い物をしてるので、当初の献立を改めて見ながら調理をしていきましょう。

冷凍保存でさらに日持ちを良くする

まとめ買いをすると日持ちしない食材をどうするか悩みますよね。その時は冷凍保存がおすすめです。冷凍できる食材にも限りがありますがお肉や調理済の野菜は冷凍保存に非常に向いています。

お肉や魚は下味冷凍することで時短と節約にも効果があります。事前に下味をつけてジップロックで保存しておけば2〜4週間ほど保存できるのに加えて、忙しい平日は解凍してレンジでチンするだけでメイン料理ができます。

逆に味が落ちたり食感が変わってしまうような冷凍保存が向いてない食材も多くあります。水分の多い野菜やお豆腐、こんにゃくなどは固くなったり逆にパサパサになるので要注意です。

まとめ

食費の節約には欠かせないまとめ買いのコツについて解説しました。改めてポイントです。

まとめ買いのコツ5選
  • 冷蔵庫にある食材を確認する
  • 使い回しやすい食材を選ぶ
  • スーパーのチラシをチェックする
  • 1週間で食べ切れる量を買う
  • 大きいスーパー1軒で済ませる
  • 「あったら良いもの」は買わない

まとめ買いは面倒くさいと思われますが、結果的には買い物時間の短縮や節約に繋がるのでぜひ試してみてください。

我が家でも節約のためにやって良かったことの1つでもあります。毎日なかなか自分の時間が取れない人や食費をもっとググッと節約したい人はまとめ買いをぜひやってみてください。