在宅ワークの人が増えたことで、今までの通勤時間やスキマ時間を使って副業をする人が増えてきました。
副業について調べていると「ソーシャルソーシング」という言葉をよく見かけませんか?
今回はその「ソーシャルソーシング」の中でも特に人気のあるクラウドワークスについて紹介します。
この記事の結論!
- クラウドワークスは登録無料で初心者にもおすすめ
- 自分に合った案件を探せる
- 単価の高い案件はスキルが必要
- クライアントとのやり取りは慎重に
クラウドワークスとは?
クラウドワークスとは株式会社クラウドワークスが運営する「クラウドソーシング」サービスです。
クラウドソーシングとはインターネット上で仕事の依頼者と受注者をマッチングするサービスと思っていただいて大丈夫です。
依頼者は発注先を自分たちで探す必要がないのと、受注者は0から仕事を探す必要がないため利用者がどんどん増えてきています。
この株式会社クラウドワークスが提供する「クラウドワークス」というサービスの中で双方のマッチングをしています。
同じクラウドソーシングの会社では「ランサーズ」や「ココナラ」、「Yahoo!クラウドソーシング」などが挙げられます。
株式会社クラウドワークスについての会社概要は下記をご確認ください。
社名 | 株式会社クラウドワークス |
設立 | 2011年11月11日 |
資本金 | 26億8,856万円(2020年9月末時点) |
私も現在フリーランスをしていますが、クラウドワークスで仕事を受けたりしています!
登録者は300万人を超え、更に仕事の発注数は300万件以上で仕事の種類も200種類と豊富に案件を扱っています。
登録無料
クラウドワークスはアカウント登録が無料のため、いつでも好きな時に始めることができます。
サービスに登録してる分には年会費等は一切かからないので、とりあえず登録しておくと良いと思います。
仕事形式は3つ
クラウドワークスでは仕事の形式は「タスク形式」「プロジェクト形式」「コンペ形式」の3つなります。
タスク形式
クライアントからの仕事依頼に対して成果物を納品する形式です。
期限とやるべきタスクが決まっているため、短期で仕事の量も少なめになっています。
例:アンケート、感想文、口コミ投稿
まとまった時間が取れない人や、急に空き時間ができてしまった人におすすめです。
プロジェクト形式
クライアントと交渉して契約を結び、成果物のすり合わせスタートします。
交渉時に決めた成果物を納品すると完了となります。
このプロジェクト形式に限り他と異なり、「固定報酬制」と「時間単価制」があります。
タスク形式と比べると拘束期間が長かったり、報酬の交渉などが発生してきます。
例:1000文字以上のライティング、フリマアプリの梱包サポート、クイズ作成
フリーランスなどまとまった収入が欲しい人に特におすすめです。
コンペ形式
コンペ形式はクライアントが提示した依頼内容に対して、自分の作品を提出して選ばれると報酬をもらえます。
クライアントとの契約等はしていないため、採用されるまでは報酬が発生しません。
例:ロゴ作成、パッケージデザイン
デザイン関連の案件が多いためデザインに挑戦したい人におすすめです。
他プロジェクトではクライアントの提示する成果物を納品する必要がありますが、コンペ形式の場合は自分が提案を作るので自由度が高いです。
依頼の受け方は基本的に非対面で可能
クラウドワークスにはそれぞれ仕事の形式がありますが、基本的にはクラウドワークスのサービス上でのやり取りがメインとなります。
そのため、在宅で仕事を受注することができます。
地方に住んでる方や育児をしてる方でも安心して仕事を受けることができます。
システム手数料がかかる
クラウドワークスでは仕事を受ける側は報酬額に応じてシステム手数料がかかります。
システム手数料の料率は下記の通りです。
報酬額 | システム手数料 |
---|---|
20万円超の場合 | 5% |
10万円〜20万円以下の場合 | 10% |
10万円以下の場合 | 20% |
タスク形式の場合 | 20万円 |
1件あたりの受注額が少ないとシステム手数料は高くなります。
例えば100,000円の案件の場合は下記の通りです。
- 報酬額
- 100,000円×10%(消費税)=110,000円
- システム手数料
- 110,000円×10%(システム手数料)=11,000円
- システム手数料(消費税分)
- 11,000円×10%=1,100円
- システム手数料合計
- 12,100円(システム手数料+消費税)
100,000円の案件の場合、12,100円の手数料がかかるため報酬額は97,900円になります。
クラウドワークスのメリット
クラウドワークスにはメリットがたくさんあります!
大きくまとめるとこの4点になります。
- 仕事の種類が豊富
- 初心者でもできる
- 運営会社が大手で安心
- クライアントから継続的な依頼がもらえる可能性も
仕事の種類が豊富
冒頭でもお伝えしましたが約200種類以上の仕事があります。
そのためご自身が持ってるスキルや気になる案件があれば参画することができます。
仕事の種類の例としていくつかピックアップしてみました。
- グラフィックデザイン
- webデザイン
- アンケート回答
- ライティング
- 動画編集
- システム開発
- SNS運用
- 英語翻訳
- チェック作業
ここに挙げてるのは一例です。
ご自身でwebサイトを見てどんな仕事があるか確認してみてください。
初心者でもできる
クライアントの期待に沿う物を必ず作るのは大変です。
ですが仕事の形式に「コンペ形式」があり、選ばれるか決まってませんが自分なりに考えて物を作ることができます。
専門スキルがなくても消費者目線を持ってる方だからこそできる仕事もあります。
挑戦したいことと今ご自身が持ってるスキルを活かして仕事を受けるなど選び方も様々です。
運営会社が大手で安心
運営元が大手で多くの実績を作っており、受発注におけるガイドラインも作られており、運営事務局もパトロールして悪質な案件の監視をしています。
また、契約や支払い関連のサービスがクラウドワークス上にあるので支払いの未払い等は原則ありません。
クライアントから継続的な依頼がもらえる可能性も
クラウドワークスを通じて成果物を納品していくと、クライアントから高い評価を受けて直接オファーが来る場合があります。
仕事を依頼する側はクラウドワークスのサイト上から特定の人に直接依頼することができます。
原則としてクラウドワークスでやり取りしているクライアントと直接、仕事の受発注をすることは禁止されているので、あくまでもクラウドワークス上になります。
クラウドワークスの利用に関する注意事項
クラウドワークスの利用にあたって注意することがあります。
- クライアントとのやり取りには注意が必要
- 価格の最適さを見極める必要がある
- 仕事により柔軟な対応が必要
- 確定申告が必要
クライアントとのやり取りには要注意!
最も注意することはクライアントとのやり取りについてです。
コンペ形式を除き、原則としてクラウドワークス上で契約成立してから案件スタートします。
契約完了前にクライアントと別のチャットツールでやり取りするのは規約違反になりますし、トラブルの元になります。
きちんと規約を読んでから仕事を進めるようにしましょう。
価格の最適さを見極める必要がある
アンケートや感想を書く仕事は気軽にできる一方で、単価が低いものもたくさんあります。
例えばライティングの仕事では文字数指定があり、1文字あたりの金額が載ってるのでご自身で計算して労働に対して割に合うかどうかを判断するようにしてください。
仕事により柔軟な対応が必要
クライアントの求める物に沿うものを作るのは意外と大変です。
自分にとっては「期待に沿うもの」であっても、相手が同じかはわかりません。
そのため契約締結に際して、成果物のイメージをクライアントとすり合わせおくと認識ズレを防ぐことができます。
確定申告が必要
クラウドワークスに限らず本業と異なる収入は自身での確定申告が必要になります。
自身で収入がわかるように整理する必要があります。
ただし副業であっても「業務上必要なもの」は経費として申請することができます。
経費の対象は限られていますが、経費として計上できれば節税対策にもなるので、合わせて整理しておくと後々楽になります。
管理人からの一言
クラウドワークスの魅力と注意点について理解できましたか?
これから副業や在宅ワークを検討してる人はぜひ簡単な仕事からやってみると良いと思います!
注意事項にも書いたクライアントとのやり取りについては、単純にクラウドワークスのサービス上で実施すれば何ら心配することはありません。
実際にそれらを徹底してる人たちはトラブルなど起きず今も仕事を受注しています。
私も依頼側も受ける側も経験しましたが、トラブルは一度もありませんでした。
これはよく覚えておいてほしいのですが「依頼側も受ける側も関係は対応である」ということです。
仕事を受ける側は仕事を選べますし、できないことはできないと言えます。
先ほど挙げた「別のチャットツールでやり取りしたい」と言われても、不安であれば断る権利があります。
もちろんそれによって契約が切られることがあっても、不安を抱きながら仕事をするよりかはマシです。
せっかく新しいことに挑戦するなら楽しみながら、やりがいを持ってやっていきましょう!!