意外と知らない水道代の節約術。水道光熱費の見直しポイント。

水道代を節約するための簡単おすすめ実践法

水道光熱費などの固定費は一度見直すと節約効果が持続します。
その中でも水道代の節約は誰でも実践しやすい見直しでもあります。

水道代の節約方法と具体的な効果がどれくらいあるのかを解説していきます!

面倒な人は先に結論!
  • 水道料金は上下水の基本料と従量料金で決まる
  • 水を一番使うのはお風呂、その次にトイレ、炊事
  • お風呂は追い焚きを効率的に使うべし!
  • 洗濯には風呂水を使うのが効果的!
  • 水道代の節約効果は低め
  • だから電気とガスの見直しは必須

水道代の平均料金

まずは世帯人数ごとの水道代の平均をご覧ください。

世帯人数平均額 / 月使用量
1人2,172円8.2㎥
2人4,255円15.9
3人5,528円20.4
4人6,298円24.3
出典:総務省|家計調査報告(家計収支編)2020年


水道代の平均は1人あたり約2,000円ほどですね。

ただ「一人あたり」で計算すると人数が増えた方が安くなります。すなわち個々で一人暮らしをしてるよりも同棲など一緒に住んだ方が水道代を抑えられるということです。

その理由は後述する「基本料金」が影響しています。

住んでる地域によって水道代の請求が2ヶ月に1回の所がありますが、その場合は÷2をすると1ヶ月の平均額が算出できます。我が家の住んでる神奈川県も2ヶ月に1回の請求ですね。

しんち
しんち

我が家は4人家族で1ヶ月2,400円でした。異常に安い!笑

水道代は基本料金と従量料金で決まる

水道代はどのように決まっているか知っていますか?

水道代は通常の水道の基本料と上下水の従量料金で計算されています。

水道代の計算方法

(水道基本料金+従量料金)+下水道従量料金 × 1.10(消費税)=水道代

使っていなくてもかかる「基本料金」と使った分が取られる「従量料金」に消費税がかかって料金が決まります。

口径の大きさで基本料金が決まる

口径で基本料金が変わる
基本料金は口径と呼ばれている水を引き込む管の大きさによって異なります。
これは家についている蛇口の大きさではなく、家全体に引き込む管の大きさを指しています。

口径サイズごとの基本料金はこちらです。

口径サイズ基本料金
13mm860円
20mm1,170円
25mm1,460円
口径ごとの基本料金

口径が大きくなると同時に多くの水を放出できるようになります。
世帯人数が多くてお風呂と洗濯と食器洗いなど使用する水の量が多くなるので口径サイズは大きくなりがちですが、ほとんどの家庭では13〜25mmです。

口径サイズの調べ方

口径サイズの調べ方は上水道と下水道に別れますが、それぞれの調べ方はこちらを参照ください。
口径サイズの調べ方
基本料金が落とせると一番ベストではありますが、管のサイズ変更の工事が必須になることもあるため、この料金はかかって仕方がないものと考えておいたほうが良いです。

従量料金

水道の従量料金はこちらです。

水道使用量1㎥あたりの単価
1㎥~50円
6㎥〜1022
11㎥〜20㎥128
21㎥〜30163
31㎥〜50202
51㎥〜100213
101㎥〜200298
201㎥〜1,000372
1,000㎥〜404
水道の従量料金

使用する量が増えるごとに単価も高くなっていきます。
一人暮らしの場合は平均で10㎥ほどと言われています。

下水道の基本料金

続いて下水の基本料金です。トイレの水を流すための料金です。

使用量1㎥あたりの単価
0〜8㎥560円(一律)
9〜20㎥110円
21〜30140
31〜50170
51〜100200
101〜200230
下水道の従量料金単価

下水道の場合は0〜8㎥の単価は一律でそれ以降は従量料金になっています。
最低でも560円はかかるとお考えください。

水の使用量が多いランキング

自宅の中で水を使用する箇所ランキングはこちらです。

  1. お風呂(40%)
  2. トイレ(22%)
  3. 炊事(17%)
  4. 洗濯(15%)
  5. 洗面・その他(6%)

季節によって多少変動することはありますが、やはりお風呂が一番水を使用します。
それぞれの利用内容ごとの節約方法を紹介します。

お風呂の節約方法

お風呂の節約方法
お風呂の節約方法

家の中で水道代の多くを占めているお風呂。
浴槽にお湯を張ると1回200リットルの水を使い水道代にして35円かかると言われています。

2リットルのペットボトルが100本分と聞くとすごく多く感じますよね。
お風呂での水をうまく節約できれば水道代を節約することができます。

お風呂は追い焚きを活用する


毎回、水を新しく入れ直すと約35円がかかるので、2日に1回は追い焚きにすると35円の節約に繋がります。

これを月間で計算すると、35円×15日(2日に1回のため)=525円の節約になり、年間で計算すると、35円×183日(2日に1回のため)=約6,405円の節約になります。

家族が多い場合は衛生面を考慮して追い焚きを避ける

1回に35円も節約できるのであればガンガン活用したいところですが、家族が多い場合は「衛生面」に気をつけてください。

家族が夫婦の2人くらいであれば菌への免疫もあるため平気ですが、赤ちゃんや肌が敏感なお子さんがいる家庭ではできる限り新しい水に変えましょう。

ちなみに追い焚きした場合と新しくお湯を張る場合の料金を比較すると、ガス、水道料金を合わせて年間で約5,000円ほど追い焚きの方が安いと言われています。

この5,000円は健康を維持するために払ったと考えるのも手の一つですね。

シャワーの出しっ放しをやめる

冬は特に浴室が寒いことからシャワーをずっと出しっぱなしで浴びている人も多いかと思います。
ですがシャワーは想像以上に大量の水を使用します。

15分間出しっぱなしにしていると浴槽を1回貯める時に使うのと同じく200リットル使うそうです。

特に髪が長い方やお子さんをお風呂に入れる必要がある方は抑えるのは難しいとは思います。

しかしお風呂場では「ヒートショック」と呼ばれる、家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすことがあります。
そのため寒くても我慢して節約してください!とは言えないので違う方法での寒さ対策を提案します。

浴室を温めるアイテムを活用!

シャワーの出しっぱなしをずっと続けると水道料金がどんどん上がるため、違う方法で快適な入浴と節約を実現しましょう。

グッズ詳細
床マット浴室の体を洗う場所の床がタイルで冷えやすい方におすすめの商品です。
浴室の大きさによって異なりますが、約1,000円〜購入ができます。木目や光沢のない素材のマットがあり、浴室の雰囲気も変わり一石二鳥です。
すのこ床マットと同様に床からの冷気を防ぐアイテムです。
先ほどの床マットと比べて通気性が良いことと、少し懐かしいデザインで落ち着いたりします(笑
窓シート窓からの冷気を防ぐアイテムになります。
浴室はとても湿気が多いことから、窓が設置されているご家庭は多いのではないでしょうか?
しかし窓からは新築の家でもすきま風が少しだとしても入ってきます。私の実家も築年数がかなり経っているため、すきま風が非常に寒く感じる時があります。
そこで窓からの風を遮断して浴室の保温効果を高めます。
お風呂の防寒グッズ

力技!体を濡らさずに頭だけで寒さ対策

これは私が実家に住んでいる時に主にやっていましたが、全身を濡らすと途端に寒くなりませんか?
もちろん体にかけたお湯が水になり、空気が冷やすため体温はドンドン下がっていき寒く感じてきます。
私は頭→体→顔の順番で洗うのですが、頭を洗う時には体にはお湯をかけないで体温を維持するという力技をしていました(笑
今でも冬以外はたまに使うことがありますが、ヒートショックが気になる方は防寒アイテムを利用することを強くおすすめします(笑

洗濯の節約方法

洗濯の節約方法
洗濯の節約方法

洗濯はランキングで言うと下位ですが、節約の対策につながる方法がいくつかあります。

お風呂の水を洗濯に使う

1回で200リットルのお水を使うので、そのまま捨ててしまうともったいないですね。
そこでお風呂のお水を洗濯に再利用します。

お風呂のお水を再利用するためには、水を吸い上げるポンプが必要となるのでもしお持ちでない方は購してください。

風呂水ポンプのおすすめランキング
ランキングはこちら

入浴剤入りでも使える

女性の方やお子さんがいらっしゃる家庭の場合は入浴剤を使っている家庭もあるかと思いますが、入浴剤入りでも使用可能な洗剤もあります。

パッケージには「残り湯を洗濯に利用できる」と記載のある商品が意外と多く売られています。
ただし入浴剤入りの残り湯を利用する際の注意事項は下記をご確認ください。

  • 残り湯と柔軟剤を一緒に使わない
  • すすぎは清水を使う
  • 残り湯で新品の衣類を洗濯しない
  • 色つきの入浴剤の残り湯でつけおきはしない

最も気になるのが「お風呂のお水を使って汚れは落ちるの?そして衛生的にも平気なの?」という点ですよね。

ルールを守れば問題ありません!

そのルールとはすすぎは清水を使うという点です。
すなわちお風呂のお水を使うのは「洗いの時」だけです。

汚れを落とす「洗い」の時にお風呂のお湯を使ったとしても清水で洗った時の約90%以上の洗浄力になります。

すすぎで綺麗な水を使い流していきますが、その時にお風呂のお水を使ってしまうとお風呂の汚れが衣服に付着したままになり不衛生になっていきます。必ずすすぎは清水を使うようにしましょう。

また、追い焚きを複数回繰り返したお風呂の水は雑菌が増えているため、使用しないほうが望ましいです。

倍速にしてすすぎの回数を減らす

一人暮らしの人や洗濯物の量が少ない時などは倍速モードにしてすすぎや洗いの回数を減らしましょう。
洗濯物が多い場合は、すすぎ回数が減ると十分に汚れが取れなくなる場合があるので、洗濯物の量を見ながら倍速にしたり、すすぎの回数を1回にするなど調整しましょう。

炊事の節約方法

炊事の節約方法
炊事の節約方法

洗い物をする時の節約方法です。
お風呂と同じように洗い物は油がしつこい場合にお湯を使ったりするため、無駄がないようにしたいですよね。

洗い物中はシャワーを使う

洗い場の水道のヘッドがシャワーや原水、浄水など切り替えられるタイプがある場合は「シャワー」にしましょう。

通常の水道水を出していると水が出る量は多いですが、水が当たる範囲が狭いことで余計に水を使ってしまいます。
そこでシャワーで広域に水が行き届くようにしましょう。さらに節水効果のあるシャワーヘッドに変えると効果もアップします。

たらいを活用

水を出しっぱなしにするのではなく、たらいに水を貯めておくと大体の汚れが取れるため洗い流す際の水を節約できます。
ただし長時間の漬け置きは雑菌の増殖につながるため注意しましょう。

米のとぎ汁を活用

米のとぎ汁は殺菌効果もあり非常に万能な液体です。
そのため水道の利用頻度の高いお風呂や水回りで活用することで節水に繋げることができます。
例としては下記になります。

  • 手の洗浄
  • たらいのため起き
  • お風呂掃除
  • 植物の水やり

しぶとい油汚れは事前にキッチンペーパーで拭き取る!

しぶとい油汚れはキッチンペーパーで先に取ると水で流す量が減ります。

我が家ではしぶとい油汚れはお湯を使用していますが、お湯が出るまで水を流しっぱなしにしないといけないのと、ガス代も合わせて使うため、事前にしぶとい油汚れはキッチンペーパーで拭き取っておきます。

結果的に洗い物をする時間も減らせるので一石二鳥です!

油汚れ対策は水筒にお湯を入れる

水を出しっぱなしにするのがもったいないので、事前に水筒いっぱいにお湯を貯めておきましょう。

油汚れを取りたいと思ってもお湯が出るまでは水を出しっぱなしにしないといけない…。
そんな水の無駄遣いをなくすために事前にお湯を沸かして頑固な汚れにお湯を使って落としていきます。

それ以外にも朝にお湯を沸かして保温ポットいっぱいに入れておくと、日中に暖かい飲み物を飲みたくなっても飲めることと、お湯を少量だけ使いたい時に非常に便利です。

トイレ

水を使うランキング第二位のトイレ。
トイレの節水は限られており、主に道具を使って節水する方法が多くなります。

最新型のトイレを選ぶ

もしもこれから物件を選ぶ段階の人は最新型のトイレを選びましょう。
旧来のトイレは大を流すのに20Lの水を使っていました。そして最新型はなんと5Lと節水できる仕組みを搭載してるため水道代の節約に繋がります。

20Lの水はおよそ4.5円です。5Lだと1.0円と金額にするとだいぶ変わりますね。
塵も積もれば山となるですね。

大と小を使い分ける

トイレは水の利用量が第二位の割に対策できることが少ないです。
道具を使用せずに行える手法としては、大と小で流し方を変えることです。
大と小で1回に使う水の量は約2倍違うと言われています。なので用途に合わせて流し方を変えると年間で約1,200円ほどの節約に繋がります。

節水グッズを使用する

トイレで使える節水がありますのでご紹介します。

効果抜群!ウォーターセーバー

こちらの商品の良い点は「どんなトイレにも対応している」ということと「商品が安価であること」、「設置が簡単であること」です。
レバーを引くとタンクの中に入っている水を出し切ると流れるのが止まります。
そのため便が少量だったりしても流す水の量は一定になり、水を無駄に使用します。
そこでこのウォーターセーバーをタンクのフロートにつけると、最小限の水を流したら勝手に栓を閉じてくれるので水の無駄遣いがありません!
これで4人家族の場合、年間約8,000円※近くの節約になります。

ただし1点デメリットがあり、すぐに栓を閉じてしまうため、大の場合に流れきれない時があると流れるまで何度も流し直さないといけないという欠点があります。

トイレ形式対応可否
節水トイレ
タンクの高いトイレ
ボタン式トイレ

ハット 節水リング

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価格:970円

※トイレのメーカーによっては使えないものなどあるのでご注意ください。

節水器ロスカット!

こちらの商品は先ほど紹介したウォーターセーバーと同じくフロートにつけて栓を閉じる形式の節水グッズです。
ですが、先ほどのウォーターセーバーと異なり、使用できるトイレのタイプが限られています。

トイレ形式対応可否
節水トイレ×
タンクの高いトイレ×
ボタン式トイレ×

水洗トイレ節水器 ロスカット

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価格:3,000円

支払い方法を変更する

水道代の支払いはクレジットカードで支払うことでポイントを貯めることができます。
水道代をコンビニで現金払いをしてる人は損しています!

水道代をクレジットカードで支払うことで、実質割引を受けてることになります。
登録するクレジットカードは「ポイント還元率が高い」「年会費がかからない」ものがおすすめですね。

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水道代は光熱費で最も節約しにくい

水道代の節約方法を紹介してきましたが、水道は電気やガスの見直しよりも節約効果は小さいです。
そのため固定費を減らしたい人は電気とガス会社の見直しが最も効果的です。

「電力会社の比較とか面倒くさい」と思う人は比較サイトを使うと簡単に料金比較ができます。
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まずは無料で話を聞く所から始めてみてください。

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まとめ

水道代を抑える方法は参考になりましたか?
大と小の使い分けでも意外と効果が高いので、まずはそこから始めてみてもいいですね。
少し慣れてきたらフロートにくくりつけるウォーターセーバーや節水器ロスカットでさらに節約すると。
その他の光熱費の節約に関する記事は下記を参考にしてみてください。

電気代を節約する簡単な11個のコツ。料金を安くする面倒な方法も紹介。 電気代を節約する簡単な11個のコツ。料金を安くする面倒な方法も紹介。